リクルートエージェントとDodaはCMでもおなじみ、多くの人に支持されている大手エージェント。
では、20代の会社員はどちらを使うべきなのか?
この記事では、それぞれの特徴を比較しつつ、両者を実際に使った僕がどちらがおすすめかを書いていきます。
どちらか選ぶならDodaがおすすめ【ただし両方使うのがベスト】
リクルートエージェントとDodaどちらか1つを選ぶとすれば、Dodaがおすすめです。
なぜなら、Dodaは転職者へのフォロー体制が手厚いからです。
でも、転職活動をまだ始めていない人にはまずはリクルートエージェントへの登録を勧めています。
なぜなら自己診断テストの実施も必要なく申し込みが簡単だからです。
最初の一歩のハードルが低いからと言う理由です。
とはいえ、理想的にはリクルートエージェント→Dodaの順で両方使うのがおすすめです。
なぜならリクルートエージェントもDodaも長所と短所があるからです。
なので、両者の短所をカバーするかたちで両方利用するのがおすすめ。
実際に僕も両方使っていました。
両方のエージェントを使った転職活動の進め方はこのページの終わりの方で説明します。
もし両方使うのは大変だという人は、Dodaがおすすめです
Dodaをおすすめする理由
その理由は2つあります。
①エージェントとの連絡がとりやすい
リクルートエージェントはエージェントとの連絡手段は電話やメールがメインになります。
一方でDodaはLINEと連携すればエージェントと直接LINEでやりとりできます。
おすすめする求人の傾向を変えてほしい・・・
そんな要望もLINEなら気軽に伝えられるので心理的ハードルが低くておすすめです。
②エージェントがおすすめする求人がみやすい
Dodaはアプリの求人が見やすいです。
リクルートエージェントはAIが提案してくる案件と、エージェントがおすすめする案件がごちゃまぜに表示されます。
特にAIは案件をじゃんじゃん送ってくるので全部見ようとすると嫌になってきます。
そんなとき、「エージェントが送ってくれる案件だけ見たい」と思うようになります。
そのとき、エージェントのおすすめ案件だけ表示できるDodaのほうが使い勝手がいいなと感じました。
また、おすすめされる求人の絞り込み項目数はDodaのほうが多いので、より自分にあった求人を探しやすいです。
リクルートエージェント
Doda
表にまとめるとこんな感じです。
リクルートエージェント | Doda | |
---|---|---|
LINEでの連絡 | (AIのおすすめ求人提案のみあり) | 不可(エージェントと直接連絡OK) | 可能
AIのおすすめ求人と分けられるか | (AI提案求人と混ざる) | 分けられない(AI提案求人と混ざらない) | 分けられる
おすすめ求人の絞り込み項目数 | 7つ | 14以上 |
転職エージェントを1つだけ選ぶなら、
おすすめの求人が見やすく、エージェントとLINEでやり取りできるdodaがおすすめ
余裕があればリクルートエージェントとDodaを両方使うのがおすすめ
リクルートエージェントもDodaも長所と短所があります。
よく転職エージェントの比較の1つに「求人数の多さ」「非公開求人数の多さ」で比べられます。
求人数を重視するなら求人数No1のリクルートエージェントです。
でも求人数が多いからリクルートエージェントがいいとか、そういう決め方はちょっともったいないかなと思います。
リクルートエージェントもDodaも長所短所があります。
なので、リクルートエージェントとDodaの長所のいいとこ取りをするのが利用者的には一番メリットがあると思います。
利用者目線で両者を比較
僕が実際に両方使って感じたことを表にまとめました。
リクルートエージェント | Doda | |
---|---|---|
初回面談前の準備が楽か | 簡単な事前アンケートのみ | + 自己診断テストあり | 簡単な事前アンケート
初回面談実施までのスピード感 | 2,3日で実施 | 申し込みから5日程度 | 申し込みから
求人のみやすさ | ややみづらい | 見やすい |
エージェントとの連絡手段 | 主に電話・メール | 電話・メール・LINEもOK |
求人数(2024年9月時点) | 約47万件 | 約26万件 |
上の表について、リクルートエージェントとdodaのメリット・デメリットを説明します。
リクルートエージェントのメリット・デメリット
リクルートエージェントは、初回面談までスピーディに実施してくれます。
なので、初めて転職活動をやってみようという人には転職活動のハードルが低くておすすめです。
求人数も約47万件と多いので、自分にあった仕事を見つけられる可能性が大きいのも強み。
一方で、エージェントからおすすめされる求人が見やすいかというと、僕は見づらいと感じました。
AIのおすすめ求人もどんどん送られてくるので、おすすめ求人数が多くて情報の海に溺れてしまって僕は疲れて見なくなってしまいました。
エージェントとの連絡手段も電話かメールになるので、エージェントに連絡しづらいと感じたのも個人的デメリットでした。
メリット | デメリット |
---|---|
初回面談実施までスピーディですぐに転職活動をスタートできる 求人数NO1でいろんな仕事と出会いやすい | おすすめ求人が見づらい 求人が大量に送られてきて見るのが大変 連絡手段が電話かメールになる |
Dodaのメリット・デメリット
Dodaは初回の面談まで時間がかかるのがデメリットと感じます。
重い腰をあげてせっかく面談の申し込みをしたのに、時間が空いてしまうとめんどくさくなってキャンセルしちゃうかもしれません。
面談開始までに10分程度の自己診断テストをやる必要があるのも少し大変。
それだけ自分に寄り添ったサービスを提供してくれるのですが、初めての転職活動だとちょっとハードル感じちゃうかもしれません。
それでも、初回面談後のdodaは使いやすいです。
AIのおすすめ求人とエージェントがおすすめしてくれる求人は分けて表示できるし、LINEで気軽にエージェントに連絡できるのもありがたいなと思いました。
メリット | デメリット |
---|---|
おすすめ求人が見やすい LINEでエージェントに直接連絡できる | 初回面談まで時間がかかる 初回面談までに自己診断テストを受ける必要あり |
リクルートエージェントは転職活動のスタートは簡単だけど求人が見づらい
dodaは初回面談までのハードルが高いけど求人は見つけやすい
だったら、
①転職活動のモチベーションが高いうちにリクルートエージェントで転職活動を始めてみる
②転職活動のイメージがついたらdodaでエージェントと相談しながら求人を探す。
③dodaで自分の興味のある仕事の方向性がわかったら、求人の多いリクルートエージェントでも探してみる。
これができたら両者のメリットを享受できます。
これでより効果的な転職活動ができる思います。
僕がおすすめする転職エージェントの使い方
モチベーションが高いうちにリクルートエージェントの初回面談をして転職活動をスタートさせます
「リクルートエージェントで求人が探しにくいな」と感じたらDodaに登録して面談予約をします。
面談予約から5日程度で面談日が決まります。
dodaのエージェントと初回面談をしたら、エージェントおすすめの求人を確認します。
自分の気になる仕事の傾向をつかめたら、自分の傾向に合った案件に絞って改めてリクルートエージェントで求人を探します
この3ステップで効果的に転職活動を進められます。
実際に僕もこの手順で転職活動を進めました。
まとめ:選ぶならdodaだが余裕があるならリクルートエージェントとdodaのいいとこ取りで転職活動を進めよう
「dodaもリクルートエージェントも両方使う余裕はない」という人は、サービスを使いやすいdodaをおすすめします。
それでも、余裕があるならリクルートエージェントとdodaの両方のサービスを使って転職活動を進めることをおすすめします。
まずはリクルートエージェントに登録して初回面談から転職活動をスタートさせてみてください。
よくある質問
- 業界や職種によってはリクルートエージェントよりDodaのほうが求人数多かったりしませんか?
-
独自調べでは、”リクルートエージェントよりdodaのほうが扱っている求人数が多い業界”はありませんでした。求人数ではリクルートエージェントのほうが優位なようです。