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転職すべき?転職活動する前に転職したい理由を明確にして転職するか判断しよう

転職したほうがいいのかな

そう思ったらまずは転職事情に詳しい転職エージェントとの相談を通して判断することを僕はおすすめしています。でも、その前にできることもあります。

それは、「転職したい要因をはっきりさせて、現職のままそれが解消できないか模索する」ことです。転職したい要因が解消できれば、転職せず今の職場を続けることもできるでしょう。

今の職場じゃどうしようもないから転職を考えてるんです

という人は、迷わず転職活動を始めるべきです。

その一方で、

  • なんとなく転職を考えている
  • 転職したい理由を言葉で説明できない
  • 転職活動するのに気が進まない

という人は、まずはなぜ転職を考えたのか、その理由を今一度整理してみましょう。そして、その原因を解消・対処できないか考えてみます。

もし原因が解消できないとなれば、前向きに転職活動を始められるようになるはずです。

転職を考えたには、大なり小なり何らかの理由や原因があったはず。

まずはその原因を再認識し、転職しないと解決できない問題なのか考えることにしましょう。

転職すべきか?判断するための3STEP

STEP
転職を考えた原因・要因を書き出す
STEP
転職せずに改善できないか検討する
STEP
改善が難しい場合は転職活動に取り組む
目次

転職すべきか?判断の進め方

「まずは転職を考えた理由を考えてみよう」といっても、いきなり考えるのは難しく、言葉にしようとしてもパッとでてこないかと思います。

そこで、思考を整理しやすくするヒントとして、実際に転職した人の転職理由をまとめてみました。

自分に当てはまるものがないか、順番に確認しながら読み進めてみてください。これで【step1転職を考えた原因・要因を書き出す】がやりやすくなると思います。

さらに、転職せずに解決する対処案も記載しました。実践できるか検討してみてください。【step2転職せずに改善することはできないか検討する】のヒントになると思います。

そして、最後に【step3改善が難しい場合は転職活動に取り組む】の判断してみてください。

それではさっそくSTEP1〜3に取り組んで転職すべきか?考えていきましょう。

この作業がめんどうだと感じた方は転職エージェントの利用を検討ください。転職すべきか一人で考えるよりも人と考えた方がラクです。(by転職活動経験者)

なぜ転職を考えたのか?&現職で解決するヒント紹介【step1〜3を実践してみよう】

転職した人の転職理由をもとに、あなたへ問いかけていきます。「当てはまる」「当てはまらない」とジャッジしてみてください。

当てはまらない項目は読み飛ばして次の項目をチェックします。

当てはまる場合は、その項目を一通り読んでみてください。そして「対処できそう」と思ったら実践してみてください。「対処できなさそう」と感じたら転職すべきかもしれません。

1. 給与や待遇に不満はありませんか?

転職を考えた要因

給料が低くて生活が苦しい、昇給が期待できない、業界平均よりも給与が低い、福利厚生に満足できない、などの不満はないでしょうか。

対処案

昇給や昇格について今後の可能性を確認する

今後の昇給の見通しがわかれば、給料UPを見据えてもう少し現職で頑張れるかもしれません。将来の給料額が確認できないか、給料テーブルがないか確認してみてください。さらには上司に昇給や昇格の可能性を打診してみます。現状の給与への不満や、自分の貢献度について具体的に話せる機会がないか確認することも大切です。自分が成果を上げたプロジェクトや達成した目標や実績を整理しておき、話す準備をしておくと、半期ごとの面談の機会などでアピールしやすく昇給につながるかもしれません。

会社の福利厚生・支援制度を再確認する

現職の福利厚生を見直し、活用できるものがないか再度確認します。資格取得支援や自己啓発支援などをうまく利用できれば、給料は増えなくとも実質的に自分の利益を増やすことができます。

副業を検討する

副業が可能であれば、収入を補う手段として副業を考えるのも一つの方法です。

2. 仕事のやりがいがない、成長機会がないと感じていませんか?

転職を考えた要因

同じ仕事の繰り返しでつまらない、新しいスキルを学べる機会が少ない、成長の実感がないと思っていませんか。

対処案

新しいプロジェクトへ参加を希望してみる

社内で進行中のプロジェクトがある場合、上司に相談して参加したいと伝えてみましょう。プロジェクトの中で自分のスキルが活かすことができれば、やりがいや成長の機会に繋がり、モチベーションを保って働けるようになるかもしれません。

自己学習のプランを立てる

オンライン講座や勉強会、資格取得などを通して自分自身で成長の機会を作ってみます。会社に支援制度がないか今一度確認してみましょう。実は知らなかった支援制度や資格取得金があるかもしれません。

尊敬できる人・指導者を見つける

社内に信頼できる先輩や上司がいれば、その人からスキルやノウハウを学ぶことで、成長の実感が得られることもあります。

3. 人間関係のトラブルに悩んでいませんか?

転職を考えた要因

人間トラブルはないでしょうか。また、上司や同僚との相性が悪い、パワハラ・モラハラなどの問題に困っていないでしょうか。

対策

会社に行くのがしんどい場合

深刻な問題と思いますので別記事にしてあります。

人間トラブルの場合↓

感謝の言葉を口にしてみる

相手の反応が気に食わないときほど、「ありがとうございます」などと(心から思ってなくても)感謝の言葉を口にしてみます。相手が悪気なくてもギスギスしてしまっている可能性もあります。心のすれ違いが「ありがとうございます」の言葉で解消されることもあります。相手を変えることは難しいですが、自分の関わり方を変えてみると相手の反応も変わってくるかもしれません。

相手と会話する時間をつくる

上司や同僚と業務に関するフィードバックを交換することを提案してみます。お互いの考えや期待を把握し、すれ違いをなくしていくことで関係改善に繋がらないか検討してみます。

人事や産業医に相談する

人間関係の問題が深刻な場合は、会社の人事部門や産業医などの専門家に相談し、状況を改善するための助言を得ましょう。社内の窓口がどこか調べるところから始めてみてください。

4.ワークライフバランスは取れていますか?

転職を考えた要因

長時間労働が続いていたり有給休暇が取りづらいなど、プライベートの時間は取れていますか?

対策

短時間で集中する「ポモドーロ・テクニック」を試す

25分間集中して作業を行い、その後5分間の休憩を取る「ポモドーロ・テクニック」を取り入れることで、短時間での集中力が高まります。このテクニックにより、メリハリのある作業が可能となり、業務の効率が向上するため結果的に残業時間の削減にもつながります。

上司と進捗報告を定期的に行う

上司と定期的に進捗を報告する機会を設け、業務の負担が大きいことを伝えます。進捗や課題を共有することで上司が業務量を把握しやすくなります。これにより必要に応じてサポートを依頼しやすくなります。

働き方についてリモートワークを提案する

フレックスタイム制度やリモートワークの導入を上司や人事に提案してみましょう。他部門はそうした制度があるのに自部門にはない場合、実現できる可能性があります。(僕の知り合いは提案で在宅勤務できるようになりました)

例えば、毎週のうち1日だけでも在宅勤務を試すことで、通勤時間の短縮や集中した環境での作業が可能になります。上司に、柔軟な働き方によって業務の効率が上がることを具体的に伝えると説得力が増します。

5. 企業の将来性に不安を感じていませんか?

転職を考えた要因

業績不振やリストラの不安、業界の衰退による不安はないでしょうか。

対処案

会社の経営方針や業界動向を調べる

経営方針や市場の動向について情報収集し、自分の部署がどのように対応しようとしているかを確認しましょう。上司や経営陣に直接質問するのも一つの方法です。

自己防衛策を検討する

業績が不安定な場合に備えスキルアップや資格取得に取り組み、自分の市場価値を高めておくと安心です。

6. 職場環境や社風が合わないと感じていませんか?

転職を考えた要因

自分の価値観やライフスタイルに合わない社風、職場の文化に違和感を感じていませんか。

対処案

社内異動の希望を出す

部署やチームが合わない場合、社内異動できないか相談したり、異動希望を伝えてみましょう。異なる部署であれば社風も異なる場合もあり、より快適な環境が見つかるかもしれません。

社内コミュニティに参加する

社員イベントや社内コミュニティに参加することで同じ価値観を持つ人とつながりやすくなり、居心地の良い環境が作りやすくなります。

7. 健康面の不安はありませんか?

転職を考えた要因

過度のストレスや体調不良、労働環境が健康に悪影響を与えている場合。

対策案

勤務時間や業務負担の調整を依頼する

体調不良が続く場合、上司に相談して勤務時間や業務内容の見直しをお願いしましょう。例えば、時短勤務やタスクの担当者の変更が可能か相談してみます。

ストレス管理やリフレッシュ法の実践

運動や趣味の時間を意識的に取り入れるようにします。ストレスを軽減することも健康には重要です。社内の健康支援プログラムがある場合は積極的に活用しましょう。

産業医のサポートを活用する

健康上の不安がある場合は産業医に相談してアドバイスを受けることで、安心感が得られることもあります。まずは健康の維持・回復に努め、医療機関や産業医に相談してみましょう。場合によっては勤務時間や業務内容の調整を上司に相談し、解決が難しい場合は転職も視野に入れ、健康を重視した職場を検討しましょう。

8. 自分のキャリアの方向性が見えない

転職を考えた要因

将来のキャリアビジョンが定まらず、現職での経験がキャリアにどのように役立つか分からない状況ではないでしょうか。

対処案

キャリアプランを上司と共有する

上司に自分のキャリアの目標や希望を伝え、将来に向けた育成計画を話し合います。上司が協力的であれば、業務内容の調整や新たなスキル習得の機会が得られるかもしれません。

自己分析を深める

適職診断や自己分析ツールを利用し、自分の強みや希望するキャリアの方向性を整理します。これにより、現職での目標が明確に意識しやすくなります。

業界や職種の情報収集を行う

興味のある業界や職種について社外のセミナーや勉強会に参加することで、自分のキャリアビジョンを見つめ直し、現職での可能性を探ることができます。

転職するか判断してみよう

これらの原因、対処案を転職の判断に役立てみてください。

現職で解決可能と思えた場合は転職せずに改善する道もトライしてみてください。

それでも手っ取り早いのは転職エージェントと現状を相談して「転職すべきか」アドバイスを求めることです。

自分だけではなく、エージェントや頼れる友達からも意見を聞いてみてください。

今後の人生がより良いものになることを願っています。

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