あくまでひとつの考え方と思ってお読みください。
パワハラやモラハラで会社に行けなくなった場合、まず心身の健康を最優先に考えることが大切です。
僕の彼女は会社の人間関係が原因で会社に行けなくなりました。休職して退職し、転職活動して別の会社で働けるようになりました。同様に友達も会社でパワハラを受けて会社をやめました。失業手当を受けながら転職活動を進めています。
今や休職や転職は身近なところでも当たり前のように行われていると思います。
自分が行かなきゃ会社の人に迷惑をかけちゃう
働かなきゃ収入がなくなる
事情はいろいろあると思います。
それでも無理して体を壊してしまっては元も子もありません。
会社に行けなくさせたのは会社の責任でもあります。
とにかく今は無理して会社に行く必要はないと思います
パワハラやモラハラなら労災が認められ手当が出ることもあるようです。休業手当や失業手当を受給すれば収入がなくなるわけではありません。
まずは以下の手順で状況を改善する方法を検討しましょう。
0. まずは会社を休む
とにかくまずは会社を休むことを検討してみてください。有給が残っていれば有給取得します。有給がない場合も、欠勤になるとしても病欠扱いで休めないか検討してみてください。
そのうちに、休職に向けては医療機関など受診できる場所が近くにないか探します。医療機関は”診断書を書いてくれるかどうか”という基準で探してみてください。
1. 医療機関を受診して診断書を発行してもらう
心療内科や精神科を受診して診断書を発行してもらいましょう。診断書は休職手続きや労災申請において重要な資料となります。
2. 会社に休職の申請をする
人事担当者や信頼できる上司に休職の意思を伝え、診断書をもとに申請手続きを行います。会社には休職制度がある場合が多いため、詳細や期間について確認してみてください。
3. 会社に言いにくい場合は社外の相談窓口に相談する
会社の人に言いづらい場合は、総合労働相談コーナーや法テラスなどの外部の相談窓口に相談することを検討してみてください。第三者からのアドバイスやサポートで「次すべきこと」がわかるようになります。
特に一人暮らしをしている人は、とにかく一人で抱え込まず家族や友人に相談してください。「迷惑をかけたくない」「知られたくない」という気持ちもわかります。ですが、どうか今は人を頼ってほしいと思います。
4. 意識的に心身のケアを
まずは基本的な日常生活を送れるようにすることが大切です。実家に帰ることも一つの方法です。仕事のことは考えず、まずは3食たべてしっかり寝られるようにすることが大事です。1日一回外に出て歩いたり、自分の趣味があれば積極的に取り組む時間をつくることで、体にかかるストレスを軽減させてほしいと思います。
5. 転職活動も検討する
職場環境が改善できると思えた場合は職場復帰の選択肢もあります。それでも、同じ職場に戻るのは怖いと思うケースもあると思います。僕の彼女もそうでした。
そこで一度、自分が望む職場環境や仕事、勤務条件について整理し、転職することを考えてみます。無理のない職場環境で、自分のスタイルや働き方・価値観に合った職場を見つけられるように転職活動の準備をします。
自分ひとりで転職活動を進めるのは大変だと思うので、Dodaなど転職エージェントの利用も検討してみてほしいと思います。
僕の彼女も仕事を1ヶ月休んだあと、Dodaに登録して転職活動を始めていました。登録して3週間後には内定が出ていたので、転職を考えている場合は早めに転職エージェントに登録して、今後の方針をアドバイザーと相談することをおすすめします。
6. 今の会社に復帰しないと決めた場合は退職手続きをする
転職が決まっていなかったとしても、休職期間が満了したときで復帰が難しいと判断した場合は、退職の準備を始めてよいと思います。退職手続でわからないことも転職エージェントがアドバイスをくれたりします。
退職手続きについては、退職代行サービスを使うのも一つの手です。有料(24800円)になってしまいますが、一つの手段として覚えておいて貰えればと思います。
とはいえ、会社を辞めて無職になってしまうことにリスクはあります。可能な限り転職先が決まったあとに退職できることが理想です。
まとめ
まずは自分の健康を優先に!
日常生活を心穏やかに送れるようになったら、今後の進路やキャリアについて考えられれば大丈夫です。
家族や友人、転職エージェントなど頼りながら自分を大切に、生きていってほしいと思います。